このたびは皆様に大変ご心配、ご迷惑をおかけしております。
今回、パルボウィルスに感染した子猫(ソフィール君)を保護していた間に保護部屋にいた猫23匹、スタッフがウィルスを運んでいる可能性のある預かり宅の猫9匹の合計32匹に対し、パルボ遺伝子検査を行った結果、本日全頭「陰性」の確認ができました。
ほぼ同時期に体調不良の猫が相次ぎ、そのうちの子猫数匹に白血球の減少が見られたことから、パルボウィルスの二次感染の可能性があると、活動を自粛・凍結しておりましたが、遺伝子検査の結果、保護部屋での二次感染は無かったことをご報告させていただきます。
先の見えない不安で苦しい1カ月でしたが、沢山の方々の励ましや応援、ご支援、ご寄付、猫の預かりの申し出、様々なご提案などをいただき、何とか乗り切ることができました。本当にありがとうございます。
受け入れの決まっていた子猫の里親様にもお迎えの延期と大変不安な思いをさせてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。
パルボに限らず猫の感染症はたくさんあります。今回たまたまパルボの二次感染は防ぐことができましたが、最近流行りはじめた猫風邪については全部屋の猫に感染しており、現在の保護部屋での完全な隔離、消毒の難しさを痛感しています。
反省点や問題点も見つかりました。今後の課題も沢山もあります。私たちに出来る限界もありますが、ソフィール君の死を無駄にすることなく、引き続き感染防止策を考えて、保護猫たちの健康管理につとめていきます。
活動につきましては、.保護部屋の猫のお見合い・譲渡を再開し、保護部屋の空きが出ましたら受け入れも再開していく予定です。
感染症の蔓延防止の為、今まで通りの受け入れができない可能性があります。保護数も制限せざるを得なくなってきますので、猫を保護された方はまずご自身でできることを探してみて下さい。
保護部屋にパルボウィルスが残っている可能性もゼロではありませんので、保護を依頼される方は事前に必ずワクチンを接種し、最低2週間の預かりをお願いします。